2015/10/08

去年から・・・

今日は明るい内容ではないけど。

先日、お袋の弟(私からすると叔父)が亡くなりました。
65歳という若さ。
朝起きたら心肺停止状態。
もうどうにもならない状態での急死。
苦しむ事もなく人生の終わりを迎えた。
去年はお袋の兄。
私の父。
で、今年は叔父。
数年黒い服を着るのがめでたい事ではない現実。
そういう年齢になったんだと実感しました。
叔父はクルマ、バイクと大好きで唯一話しの出来る理解者であった。
ここからは偶然というか何と言うか・・・
そんな内容です。
今年、65歳で完全に仕事を引退。
夢であったNSXを定年の祝いと言い奥さんと喧嘩しながらも購入。
注文したのが数週間前。
買った事は知らず当然納車日なんて知らなかった。
納車日は家族も知らなかった。
そんな昨日のお通夜終了後、一本の電話が奥さんに掛かってきた。
車屋さんからだった。
ご主人の携帯が繋がらないと・・・
繋がるわけない。
内容は明日、NSXの納車日なんですが・・・・・
皮肉にも告別式と納車日が同じ日。
これには相手の車屋さんもア然としたに違いない。
今から行きますと葬儀の場所へ来られた。
そこでただの業者と買い手の間柄だけなのに来るなり号泣。
車の方はどうなる事かと思ったが相手の方の対応としては明日の告別式にとりあえず乗って行きますと‼️
涙流して言ってくれた。
まさか納車日が告別式とは・・・・
悲し過ぎます。
そして本日。
まだ誰も見た事のないNSX登場。
またここからカスタムをする予定でとりあえず納車という形を取ったらしい。
それがこれ↓
 
まだナンバーも臨ナンだがお金も支払い済みで叔父のNSX。
しかしオーナーの居なくなったクルマは寂しそう!?
私が成功者でお金があるならこのまま買うのだが・・・・
一度も公道を走らす事が出来ず逝ってしまった叔父。
さすがにこれを見た時は辛かったですわ。
買う時は一緒に作戦立てて奥さんを説得したのが今になっては悲しすぎる現実。
ビートルと一緒に走ったらオモロイ光景やなぁとか言ってたのに・・・
一緒に走る事は出来なかった。
残念だ!
で、ここで終わりかと思ったが車屋さんの好意で火葬場まで先導して走ると!
そうすればどんな姿で叔父が走ってるのがわかるはずとの車屋さんの好意。
あまりにも辛い納車日になってしまった。

今後はこれを奥さんが乗る事は出来ないのでどうするのか?
奥さんは支払ったお金はいいので引き取ってくれと・・
ここはどうなるかわからんけどもそれくらい奥さんもお金には変えれない思いがあるんでしょう。
一時は反対してたけども心の中では良き理解者だったんでしょう。
祭壇も叔父が好きだっだモータースポーツを思い鈴鹿サーキットになってます。

画像では分かりにくいですがちゃんとサーキットになってます。
苦しむ事もなく夢のNSXも納車されたし満足したんでないかな!?
今頃はNSXに乗って空を暴走してるに違いない。
精一杯乗ってよ叔父さん。
もう理解のある身内が居なくなったやんか。
今からも大好きなクルマで走り回ってよ!
今までいろいろありがとう。


0 件のコメント:

コメントを投稿